プロケネックス:KiQ+20 ’21基本情報・試打レビュー

プロケネックス
基本情報(スペック)
フェース面積110sq.in
平均重量285g
平均バランス320mm
ストリングパターン16×19
フレーム厚24mm
長さ27.25in
メーカーカタログより

フレームフェイス4か所グリップエンド部に配置された計5カ所にキネテッィクを搭載するQ+シリーズに110sq/inモデルを追加。最高の振動吸収効果にヒジや手首などに痛みや不安のある方や100インチ前後のタイプ同様に振り切れてなおかつパワーアシストを求めるプレーヤーに最適です。

メーカーカタログより
店長:田畑
店長:田畑

110インチのデカラケ

どんな感じか試してみました

いわゆるデカラケではなかったです

一般的なデカラケの特徴
  • 反発力が高くスイングしなくてよい(ゆっくり小さいスイングでも可)
  • 打球感は比較的硬め・球持ちは短め
  • 軽量の為、強打には弱い
  • スイートスポット広め
  • スイングできるプレーヤーが使うと吹っ飛ぶ

スイートスポット広めなところだけ特徴が同じ(110sq.inもあるから当然ですね)

店長:田畑
店長:田畑

では、このQ+20の特徴はというと!

ある程度スイングしないと飛ばない

小さいスイングや当てるだけではそこまで飛ばずに、ある程度スイングしないと飛ばなかった

逆を言えば、振っていける部類のモデル

吹っ飛ぶ事が少ないので、スイングしていくことが怖くならない印象

打球感は柔らかめ・球持ちも長め

「キネティック」のおかげで雑振動は非常に少なく、手に伝わる感覚はソフト

デカラケ特有の弾き感が弱くその分食いつき感(球持ち)は長く感じる

強打にもにも負けにくい

平均重量285gとそこまで軽量ではない事も要因の1つではあるもの、「キネティックの砂」のおかげでオフセンターでも面ブレが少なかった(フェースが大きくなるとオフセンターでのブレは大きくなるのですが)100インチ程度のブレに感じました

結果:「デカラケ」というよりは「打てるオーバーサイズ」というイメージ

スペック的にはいわゆる「デカラケ」を想像していましたが、実際使用してみると「打てるオーバーサイズ」というイメージ、飛びは抑え気味で・球持ちも長め

面をしっかり作って押して運ぶイメージでも、スピン系のスイングでもどちらでもそれなりに応えてくれる

ボレーにおいても球持ちが長いのでコントロール性も高めで面ブレが少なくかなり扱いやすい印象

向いているプレーヤー
  • 草トー等に出場していてもう少しディフェンス力が欲しい方
  • 肘・手首にダメージ又は違和感のある方
  • 昔はしっかり打てたが、最近パワー不足を感じる方
向いていないプレーヤー
  • 楽にボールを飛ばしたい方
  • いわゆるデカラケが好きな方

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