【2021年11月発売】ヘッド：プレステージＭＰＬ基本情報・試打レビュー

基本情報（スペック）
フェース面積	99sq.in
平均重量	300g
平均バランス	315mm
ストリングパターン	16×19
フレーム厚	21.5mm
長さ	27in
グリップサイズ（国内発売）	G2/G3

メーカーカタログより

今作からプレステージ各機種の名称が変わり今回のプレステージＭＰＬは前作のプレステージＳの後継モデルとなります。

こちらのモデルも「オーセチック」搭載です。

オーセチックの記事はプレステージＭＰのページを参照してください。

ストローク

プレステージシリーズの中では一番引っ掛かりが良くスピンをかけやすいイメージ、ボールの軌道は少し高めに上がりました。（ラウンド形状ほどではないですが）

ストリング（ガット）のたわみも感じやすくボールの飛びも薄ラケのわりに良かったです。

バックハンドスライスは厚めに当てると浮いて飛びすぎてしまう事がありましたが、若干カット気味に打てば浮かずに打てました。

トップライトなので自分の振った分だけラケットが回ってくれるので、イメージのしやすい振りぬき感でした。

プレステージシリーズの代名詞となる「キャップグロメット」のおかげで300ｇなのに打ち負けない

やっぱり唯一無二な感じ

ボレー

たわみと弾きがありパワー（飛び）はあるが、その分ボールが浮く感覚がつよかったです。ストロークのバックハンドスライスの要領でカット気味に打てば浮くことも少なくまずまずといった印象でした。

300Ｇ/315ＭＭとトップライトでボックス形状としては軽量であるため、ストロークではあまり感じなかったのですが、オフセンターの時に面ブレが大きく弾かれミスショットになりある意味ごまかしがきかない所がウィークポイントでしょうか。

前作のプレステージＳに比べ、球持ちの長さは長くなり・打球感もマイルドに感じました。

シャフトのしなり感はそこまで差を感じなかったですが、オーセチックのおかげか、フェース部分でグッと食いつく感がありました。

ゲームでの使用感

まず、サーブはちゃんとイメージ通りラケットが出てきてくれてコントロール性は高めで、回転もかけやすく安定感もあり、変なフォルトミスはなかったです。

ストロークは、威力でいうとＭＰのほうが断然ありますが振られた時の返球のしやすさ球際のごまかしの効き方はこちらのＭＰＬに軍配が上がったように思います。ボレーは弾きが強いせいかイマイチ私には合わなかったかな・・・スライス系ショットも厚く当てると弾きが良すぎてコントロールが効きにくい印象でしたが、カット気味に打てばよい具合にひっかかってくれてそれなりに対応できました。