基本情報(スペック) | |
フェース面積 | 98sq.in |
平均重量 | 310g |
平均バランス | 310mm |
フレーム厚 | 22mm |
ストリングパターン | 16/19 |
長さ | 27in |
グリップサイズ(国内発売) | G2-4 |
これまでにない新たなシリーズが誕生したとの事
デザイン
全体的にマット(つや消し)の塗装でブラックとテ〇ファニーブルーの組み合わせ、男女ともに違和感のない、爽やかでお洒落な感じです
ここからは実際の使用感をお伝えします
ストローク
- 中身の詰まった感がある硬派なフレーム
- スペック以上の飛びの良さ
- つかみ感が強い
- カシュカシュスピンは×
実際にはフレーム内部は空洞なのですが、打球時の手に伝わる感覚がフレーム内部が詰まった感があり「硬い」という意味ではなく「しっかりしたフレーム」という印象で、少々の事では打ち負けないように感じました。ボールの飛びは重量やフェース面積などのスペックからは飛びを抑えたモデルかと思いきや意外と飛びます、飛ぶといっても弾きが強いわけではなく、ガットがしっかりボールをつかんで戻りで飛んでくれる感じ、なので飛ぶのは飛ぶのですが暴発するような感じではなくつかんでいる時間が長いのでスピンもかかりやすく、最後にしっかり落ちてくれるので、振り切っても収まる感覚です。ただし、薄い当たりのカシュカシュのスピンはガットが縦方向にあまり動かないのでイマイチ回転がかかりませんでした。
ボレー
- 飛びは控えめ(弾かない)
- スイートスポットは広め
- 運ぶ感じは〇/合わせる感じは△
ストロークの飛びとは異なり、ボレーの飛びは控えめです。おそらく弾いて飛ばすラケットではないためにスイングの小さいボレーは面を作るだけでは飛んでくれないのではないでしょうか。ですから、乗せて運ぶイメージや、短く低いボールは打ちやすかったです。ボレーに関して言えば決してパワーのあるタイプではないので、タッチ系のプレーヤー対象なのかなと。オフセンターでも大きなブレを感じなかったのでスイートスポットは広く感じました。
ゲームでの使用感/サーブ
- 高めの軌道が打ちやすい
- スライスが乗ってくれる
- 全てのショットの平均点が向上
つかむ感じがあるので、ドライブ・スライス・サーブすべてにおいてボールのコントロールは非常にやりやすかったです。ボックス形状の飛ばないモデルはこのようなコントロール性が高いモノが多いのですが外すとボールが浅くなったり、回転がかかりにくかったするのですが、このブームPROはコントロール性が高いのに、パワーとスピン両方がプラスされた感じでした。
例えを言うとフォアに振られたときにクロスの深くに高めのボールを返したい時にちゃんと高い軌道で深く行ってくれる(ボックス系はこれが短くなったり、軌道を上げると落ちずにアウトが多い)
だからと言ってスライス系のショットもしっかり乗ってくれるので浮かない低いボールが打てるという、まさに新感覚の「痒い所に手が届く」という印象でした。いろんな場面でイメージした軌道にボールが飛んでくれたのでかなり不思議な感覚でしたが個人的にはかなり良かったです。
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