【ヘッド】オーセチックエクストリームMP基本情報・試打レビュー(2022年8月発売)

ヘッド
基本情報(スペック)
フェース面積100sqin
平均重量300g±7g
平均バランス320mm±7mm
ストリングパターン16/19
フレーム厚23-26-21mm
長さ27in
グリップサイズ(国内販売)G2/3
メーカーカタログより

今作は、前作からモールド(金型)の変更は無く「オーセチック」という技術?素材?が追加された事とバランスポイントが325mm→320mmとややトップライトに変更、とはいえ300g/320mmなので黄金スペックになっただけです

オーセチック搭載らしい

ストローク

前作に比べ、打球感は非常に柔らかく、振動止めを付けているかのよう。(手に伝わる雑振動が少なく、フレームがしなるような柔らかさではないです)フレームのしなり感は前作と変わりはないように思います。

前作では、インパクト時に「カシュン」とストリングとボールが擦れる音が気になりましたが、今回はその「カシュン」がなく、そのおかげもあってより柔らかく感じます。

勿論、スピン系モデルなのでボールの軌道は上がりやすく回転もかかりやすい、押していくようなスイングではなく、上に振りぬく(スライスならカット気味)感じで十分深く飛んでくれます。

フレームのしなりでの乗りは感じにくいですが、ストリングのスナップバック・引っ掛かりは感じやすく、その引っ掛かりの時間が長いのでスピン系のコントロールがしやすい印象でした。

バランスポイントの変更はかなり大きな変化を感じました。前作などは時としてヘッドが加速しすぎで吹っ飛んでしまう事もありましたが、ヘッドも程よく抜けてくれるので比較的安定した軌道・距離で飛んでくれるように感じました。

ボレー

ラウンド形状特有の、たわみが大きくパワーが出やすい印象で、面を作れば楽に飛んでくれます。

しかし、運ぶようなイメージで行くと球離れが早く、飛びすぎてしまったり・浮いてしまったりしました。どうしても、ラウンド・スピン系モデルはボレーの時にストリングが動きすぎるせいか、面を感じにくくボールの軌道が安定しにくい傾向にあると思います。

対応策とすれば、フォアもバックも切るようにスライス回転多めで打つと安定した軌道で飛んでくれました。回転で浮かないように抑えるイメージでコントロールは可能かも。

ゲームでの使用感

ストロークの安定感は◎

苦しい体勢や動きながらのショットの時にとりあえず振り上げれば、ボールが上がって落ちてくれるので、つなぎのボールは普段よりも楽に打てた印象です。

ボールが自然に上がるので、低い軌道をイメージして打ちに行くとちょっとオーバーしやすいです。上からたたく分には問題ないと思いますが。低いボールで・早いテンポで打っていくスタイルにはイマイチかも。スピンを効かせて立体的にボールを打って行って打点の高低差を使って相手を崩すプレースタイルに向いているように思います。

打球感が柔らかくなり、不快な「カシュン」という打球音もなくなり、かなり快適にボールを打てました。打球音が安定しているのでスイングも比較的安定しました。

ミスは明らかにへりましたね(^^♪

サーブに関してはスピン系はメリットがあると思いましたが、スピードが出る(出やすい)という感じではなかったです。

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