【2021年8月発売】テクニファイバー:TF-X1(300g)基本情報・試打レビュー

テクニファイバー
基本情報(スペック)
フェース面積100sq.in
平均重量300g
平均バランス320mm
ストリングパターン16×19
フレーム厚23-25-24mm
長さ27in
グリップサイズ(国内発売)G2/G3
メーカーカタログより
店長:田畑
店長:田畑

TF-X1に搭載のテクノロジーはこちら

Isoflex Technology

グロメット幅とフレーム形状をストリングの変形量に合わせて最適化。より広いエリアでスイートスポットと同じパワーフィーリングが感じられる独自構造。

メーカーカタログより

XーDAMP

手首やヒジへの負担を軽減し、快適なフィーリングを実現する振動減衰テクノジー。

メーカーカタログより

EZLOCK

ストリンギングを容易にする、特殊アイレット。ストリングメーカーならではのこだわり。

メーカーカタログより
店長:田畑
店長:田畑

「EZLOCK」はストリンガーにはありがたいです。

ノット(結び目)の緩みも軽減してくれるし、グロメットがつぶれずに見た目もスッキリ

他メーカーも是非まねてほしい所です。

実際の使用感は

ストローク

  • 打球感は非常にマイルド
  • スピン性能高め
  • 中厚ラウンドの中では飛びは抑えめ

まず打球感、「XーDUMP」のおかげでかなりマイルド。ラケット自体はしなりが少なく硬い感じでしたが、手に伝わる振動がカットされ不快な振動がこないため柔らかく感じました。

飛びは、中厚ラウンド(パワー系)の中では食いつきがよく乗ってる時間が長く、抑えを効かせやすかった印象。ピュアドライブなどのパワー系に比べれば断然コントロール性は高く感じました。

接触時間が長い(乗る)おかげでスピンはかけやすい、インパクトへの入りでかける感じではなく、つかんで離すスイング後半でかけていく感じをイメージしやすかったです。

バボラ:ピュアドライブ・ヘッド:インスティンクトが反発しすぎてもう少し乗りを感じたい方にはこちらのモデルはオススメです。

ボレー

  • 球持ち感は長め
  • 飛びは抑えめ(コントロール性は高め)
  • 威力は控えめ

中厚ラウンドの中ではかなり抑えめの飛びで、飛びすぎてバックアウトになりにくいという意味ではコントロール性は高く感じましたが、軌道が高めで滑るような球筋ではなかったです。球持ちが長いがためにデメリットとしてはボールの伸びがイマイチだった印象。考え方によってはミスをしづらいというメリットがあると言えるのではないでしょうか。

少々りきんでも弾かないので、普段りきみがちな方で返球率を上げてボレーの安定感を上げたい方にはアリかも

店長:田畑
店長:田畑

個人的には、もう少し低い軌道で飛んでくれると良いかなと。

ゲームでの使用感/サーブ

  • サーブはボールが持ち上がる
  • 強打では接触時間がかなり長い
  • ソフトなタッチの時に反発力強め

サーブに関しては、こちらも接触時間が長く持ち上げる感じでスイングすると(スピン系)ボールの持ち上がり凄くて最初はオーバーが多くなりましたが、慣れると軌道が上がりサーブの安定感が増したように思います。

ラリーの時感じた球持ちの良さが、ゲームになるとさらに長く感じ軌道も高めで安定感は高く感じたのですが狙って打ちに行ったときに乗りが良すぎて、「もう離れてほしいタイミング」で飛び出してくれないのでそのまま押してしまいバックアウトになる場面も多かったです。

丁寧に返球しようとソフトなタッチでのショットの時にラリーでは感じとれなかったのですが、かなり反発力が高く軽く飛んでくれるので完全に守備の場面ではgoodでしたが、コース重視で狙ったときはズレが出やすいかなと

こんな方に向いているのでは
  • 現在、中厚モデルを使用していてもう少し飛びを抑えたいと考えている方
  • スピン性能が高いので、高弾道(高軌道)のボールを打ちたい方
  • 振動吸収性が高く、腕やヒジ・手首へのダメージを軽減したい方

中厚モデルの中では群を抜いて球持ち感が長く、中厚でも運んで飛ばせるイメージが印象的でした。

スペック的にも男女問わず(非力な方は285)初級~中上級迄幅広い層に扱いやすい仕様になっていると思います。

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