【2021年11月発売】ヘッド:プレステージtour基本情報・試打レビュー

ヘッド
基本情報(スペック)
フェース面積95sq.in
平均重量315g
平均バランス315mm
ストリングパターン16×19
フレーム厚22mm
長さ27in
グリップサイズ(国内発売)G2-G4
メーカーカタログより

こちらのプレステージtourは前作のプレステージproの後継機種となります。

フェース面積は95sq.inとシリーズ最小ではあるが、フレーム厚22mmとプレステージシリーズの中では一番厚みのあるモデル

ストローク

プレステージシリーズの中では最も弾きを感じました、フレーム厚22mmと厚めになっているからだと思います。「弾き」が強調されているため「しなり」は正直そこまで感じることができませんでした。

ボールの軌道はやや高めでスピンのかかりやすさはプレステージMPLと同等に感じました。

打球感はシリーズの中では一番硬く感じ、心なしか打球音も高音

22mmというフレーム厚の為、反発力が高く弾いて飛ばす感覚の為、プレステージシリーズの中ではこのモデルだけは特徴的です。

ボレー

ストローク同様、弾きを強く感じます。そのため、面を作るだけで楽に飛んでくれます。逆に運ぶようなイメージでのボレーはNG。ただし、ストロークではそこまで気にならなかったですが、おそらくフェース面積の小ささの為、オフセンターでのインパクトでは全然飛びませんでした。(かなり許容範囲は狭いかと)

店長:田畑
店長:田畑

ダブルスのボレーボレー戦は結構キツそう・・・

ゲームでの使用感

弾きの良さとスピンが良くかかるのでストロークはかなり楽に飛んでくれました。しかしその反面、回転量を少なくして打ちに行ったとき暴発する事もしばしば。「乗り」より「弾き」が強いのでスライス系のショットは浮きがちでした(カット気味に打てば沈むが威力は半減)

サーブは回転がかかりやすいので2ndサーブの安定感は高めですが、残念ながら重量が315gもあるのに重めのボールがいっている感じはなかったです。

重いボールを打ちたい方はプレステージPRO・MPでしょうか

プレステージproの記事はこちら
プレステージmpの記事はこちら
店長:田畑
店長:田畑

ストロークでしっかりスピンをかけて高めの軌道で相手を後ろに下げていくエッグボールメインのプレーヤーに向いているように感じました。ダブルスでもストローカー向けの印象でした。

向いている方
  • スピン系(厚いあたり)ストローカー
  • フェース面積98sq.inのラウンド形状が飛びすぎると感じる方
  • シングルスプレーヤー(ダブルスで雁行陣のストローカー)
  • しなりメインのボックス形状からラウンド形状のような弾きの要素を取り入れたい方
向いていない方
  • 運ぶようなスイングの方(フラット系ストローカー)
  • ボレーをメインにプレーされる方(フェース面積が小さい為)←ちゃんとインパクトできるなら可
  • スイングスピードの遅い方

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